横浜の商店街で堂々と客を引く美人立ちんぼの意外な正体

美人立ちんぼ

 横浜元町の商店街に男性相手の路上バイト、いわゆる立ちんぼが現れるという噂を聞きつけた。しかもそれは風俗嬢崩れの中年ではなく、ごく普通のお嬢さんなんだとか。

 数日の張り込みの末、見つけ出した翔子さん(仮名)は32歳。年より若く見え、いかにも瀟洒な元町に似つかわしいお嬢様風の女性である。

「これまで3回、婚約までしたけど破談になりました。実家に住んでいるんですが、そのせいで家には居づらくて」

 聞くと度重なる婚約破棄が路上バイトのキッカケだったとか。婚約破棄の原因は本人のマリッジブルー、不況による相手の失業など様々だが、いずれにせよ親からのプレッシャーに耐えられず、毎日街を出歩くのが習慣になってしまったという。

「でも、いつも1人じゃつまらないでしょ。それで時間を潰せる相手を見つけては、ご飯を食べたり遊んだりするようになりました」

 結婚願望があるとはいえ、翔子さんも大人の女性。遊び歩く男性とも、もちろん肉体関係になることも。

「お小遣いをくれる人もいるけど、もともと私からくれって言ったわけじゃない。だけど、慣れてくるとバイトとしても悪くないかな、って思うようになりました」

 翔子さんによると、街で声をかけてくる男性の多くは、はっきり要求しなくても自ら財布を開くという。

「やっぱり普段からそういうのに慣れているんでしょうね。男性の習性を知るという意味では、これも婚活のいい勉強になっています」

 とはいっても、街で路上バイトをつづけることには、一抹の寂しさも覚えざるを得ない。セックスは嫌いじゃないという彼女だが、行きずりの男と体を交えることについては、このような感慨を漏らした。

「カラダの関係とかは、あってもなくてもいいんです。結局、気を紛らわしたいだけなんですね」

 今でも、ゆくゆくは結婚したいことに変わりはない、という彼女。いったいいつまで現在のような生活をつづけるつもりなのだろうか。

「まあ、景気が良くなるまでは今のままでいいかな。今さら焦ってもしょうがないし」

 立ちんぼの裏には日本の不況問題が根ざしていた。彼女が幸せな結婚をできる日がくることを祈るばかりだ。